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不自然だったり微妙に文法が間違っている文はあるだろうけれど、一応自分の考えている内容は伝わると思う。
こういう長い文章を初めて自分で英訳してみて、改めて諸言語の特徴を実感した。
英語は形容詞や名詞の変化が存在せず、動詞だって過去・過去分詞と現在進行形に変化するのみである。だからとっても簡単な言語のように感じるが、案外そうでもない。
何故なら英語は助詞や名詞等の格変化がない分、語順がとても厳格に出来ている。おまけに動詞の目的語がややこしい。動詞の後ろに目的語を記述する場合もあれば、動詞の後にto等の前置詞がいる場合もあり、何だかとてもややこしい。おまけに日本語のように主語を省略することができない。冠詞に至ってはお手上げである。
更に、翻訳の際には日本語文法で執筆した日本語を、英文法的な日本語に一度翻訳してから英文に翻訳するという作業を行わなければならなかった。
一方ロシア語は語順に関しては驚くほど柔軟である。しかしながら、名詞や形容詞が24の変化をし、ロシア語を学ぶ人達のほとんどは格変化を覚えることが出来ず挫折してしまう。しかしながら一度覚えて韻律詩を執筆してみると、とても楽しい。言葉の音の流れを愉しむ言語である。
そして、日本語だが、「てにをは」の助詞が存在するため、語順にはさほど厳格ではなく、動詞変化もそれほど困難ではない。比較的習得しやすく運用しやすい言葉だが、それは漢字が無かったらの話である。同じ発音なのにその発音に該当する意味(すなわち漢字)が、時には数十通りもあり、おまけに訓読みと音読みが存在すると言う表意文字漢字は、母国語としない人々にとってまさに「ニンジャ」とも言うべき変幻自在の強敵であろう。残念ながら表意文字を含む日本語はアルファベットなど表音文字のみからなる言語に比べると話し言葉としては,日本語を母国語としない人々にとってはやや使いづらい。だが、日本語を熟知した同士では驚くほど素晴らしいコミュニケーションツールとなる。言語上級者向けの言葉である。一方、表意文字の特性ゆえに書き言葉や読み言葉として考えれば、豊かな表意文字漢字のおかげで世界有数の言語だと言える。俺はその点では日本語が世界一の言語だと思う。
逆に言うと、多民族によるコミュニケーションの中で成長してきた英語は会話などのコミュニケーションの簡単さにその神髄があるべきであり、最近の映画では、ついに英語のネイティブスピーカーであるはずのアクターがBe動詞すら省略して平気で「This … my house」といったような会話をしていた。
自分の拙訳を取り繕おうって言うわけじゃないけど、英語ってそれでいいんじゃねーの?って今回翻訳しながら感じていた。